覚えておきたい! 抜毛を防ぐ正しいシャンプーの方法

シャンプーの際に大量の髪の毛が抜け落ちて、薄毛を心配しているという方はいませんか?
シャンプーの際に髪の毛が抜けてしまうのはいたって自然なこと。それほど心配する必要はありません。
しかし、あまりにも行き過ぎた量が抜けているという場合は注意が必要です。

今回は、覚えておきたい1日の正常な抜け毛の量や、シャンプー時の抜け毛を抑えるポイントをご紹介いたします。

1日の抜け毛の平均は100本前後

季節や年齢によって違いはあるものの、1日で平均100本前後の髪の毛が自然と抜け落ちると言われています。
そのため、ブラッシングやシャンプー、ドライヤーなどの頭皮に刺激を与えるタイミングで、抜けて絡まっていた髪や抜けかけていた髪が一度に抜け落ちていくのです。

この際、必要以上の髪が抜けてしまわないようにするためには、頭皮と髪を労わって正しい方法でシャンプーを行うことが大切です。

頭皮を労わる正しいシャンプーの方法は?

抜け毛を防ぐためには、シャンプーの方法だけではなく、入浴前後のケアも重要です。
入浴前、シャンプー時、入浴後の3つのステップに分けてそれぞれのポイントを解説していきます。

入浴前

ブラッシングで絡みをほぐす

髪の毛が絡んだ状態でシャンプーをしてしまうと、頭皮に負担がかかり、抜ける必要のない髪の毛まで抜けてしまいます。
入浴前の髪が乾いている状態でブラッシングをして髪の絡まりをほぐし、ほこりや小さなゴミなどをあらかじめ取り除いておきましょう。
髪が長い方は毛先の方から順にブラッシングしていくのがポイントです。

シャンプー時

シャンプー前に予洗いを

シャンプーを使って髪を洗う前に、まずはぬるま湯でしっかりと髪と頭皮を洗いましょう。
髪や頭皮に付着している皮脂を浮かせ、ある程度の汚れを落としておくことでシャンプーの泡立ちが良くなります。

シャンプーは手のひらで軽く泡立てて

手のひらに取ったシャンプーをそのまま頭皮や髪の毛に付けてしまうと、刺激が強すぎてダメージを与えてしまいます。
まずは両手をすり合わせてシャンプーを軽く泡立ててから付けるようにしましょう。

頭皮をマッサージするように洗う

シャンプーの際は、髪の毛ではなく頭皮を洗うことをイメージするのがポイントです。
両手の指の腹を使い、頭皮をマッサージするように洗ってあげましょう。
ただし、力を入れすぎて頭皮を傷つけないよう注意してくださいね。
爪を立てたりも、もちろん厳禁。

すすぎは念入りに行う

髪や頭皮にシャンプーが残っていると、毛穴の詰まりや炎症、かゆみといったトラブルを招いてしまいます。
特にすすぎ残しが多い後頭部や耳の後ろに気を付け、入念にすすぎを行いましょう。

入浴後

タオルドライは頭皮を中心に

ドライヤーの熱を長時間浴びせると、髪にも頭皮にもダメージを与えてしまいます。
タオルドライをしっかりと行い、極力ドライヤーの時間が短くなるようにしてください。
髪同士をすり合わせてダメージを与えないように気をつけ、頭皮を中心に拭くのがポイントです。

ブラッシングは乾いてから

濡れた髪は、キューティクルが開いた無防備な状態です。
そのため、濡れた状態でのブラッシングは、摩擦によるダメージを与えてしまいます。
入浴後のブラッシングは、ドライヤーでしっかりと乾かしてから行うようにしてください。

頭皮を労わる正しいシャンプーの方法は?

抜け落ちた髪がいつまでも頭に残っていると、絡まって引っかかり、頭皮にダメージを与えてしまう可能性があります。
自然と抜け落ちた髪は、毎日のシャンプーでしっかりと洗い流し、健康な髪の毛と頭皮をキープしていってあげることが大切です。
今回ご紹介した方法で、頭皮を労わりながら優しく髪を洗ってあげてくださいね。